フットケアとは
フットケアの重要性
足は歩行をつかさどるだけではなく、第2の心臓とも言われるように血液の循環に大きく関わります。
その中でも爪は指先が蹴り出す力や基本姿勢・歩行など様々な力のバランスを取る為にとても重要な役割を果たしています。
足変形、爪変形は歩行に支障を来します。転倒や骨折などは歩行を困難にし、行動の制限や意欲低下に繋がり高齢者では死期を早める原因になることもあります。
日本におけるフットケア
近年日本でもフットケアが徐々に普及してきていますが欧米に比べると大きな差があります。
特にフットケアの先進国と言われているドイツでは国家資格があり、それだけ足のトラブルが多くフットケアが重要ということです。
街中にはフットケアサロンがありショップの中にはフットケアの関連商品のコーナーがあるなど日本におけるネイルサロンと同じイメージに近いでしょう。
欧米では靴を長く履くという特有の生活習慣ですが、近年日本でも若者向けの先端が細い靴が流行り外反母趾やタコができる原因になっています。
また高齢者の増加と共に糖尿病・動脈硬化疾患など足病変が起こりやすい生活習慣になってきてるとも言えるでしょう。
日本でも、若者から高齢者まで年代別の目的やニーズにあったフットケアを普及させることが重要になってくると思います。